温泉利用許可とは
温泉を利用する場合には事前の許可申請・届出が必要です。
温泉が天然の地下水源から湧き出ている場合、水源と温泉施設が適切に管理および利用されるよう、温泉施設や温泉地の運営者は、状況に応じた調査や許可や届出が必要となります。
許可申請に必要なこと
水質検査と安全性評価
温泉水の品質や安全性の確認は必須です。水質検査や安全性評価を通じて温泉水が人体に対するリスクが無い事が確認されなければ許可はおりません。
衛生管理計画
温泉施設の適切な衛生管理計画が必要です。温泉施設内の衛生的な環境を維持するための計画や取り組みは最低限必要となります。
設備や建築物の安全性担保
温泉施設の設備や建物が安全であり、地震や火災などの災害に対して適切に設計・建設されていることが当然に求められます。
各種申請および届出
上記を踏まえた上で、温泉を利用するためには複数の許可・届出の提出が必要となります。非常に複雑なため、申請経験の無い方は専門家へご相談する事を強くお勧めいたします。
温泉を利用するまでに必要となる許可・届出は?
温泉を利用する際の許可は非常に複雑で、プロセスに応じて以下の許可が必要となります。
・温泉を掘削する場合は「温泉掘削許可申請」
・動力を用いて温泉を汲み上げる場合は「温泉動力装置許可申請」
・可燃性天然ガス測定の際に、メタン濃度が基準値を超えた場合は「温泉採取許可申請」
・メタン濃度が基準値以下の場合は「可燃性天然ガス濃度確認申請」
・温泉を旅館、公衆浴場、足湯など公共の浴用または飲用に使用場合は「温泉利用許可申請」
この他、自然公園法や市町開発条例等によって上記以外の許可・届出が必要になるケースもあります。ケースバイケースでの判断が必要となりますので、申請の際にはご相談ください。
ご相談・ご依頼
温泉に関する許可は、運営会社様・申請者様の置かれている状況によって大きく異なります。
まずはご状況をお伺いさせてください。適切な内容と正式な御見積をご提案いたします。
ご相談と見積は無料です。まずは問い合わせフォームよりご連絡ください。